Echoes of Summer

１--プロローグ ２--空を駆ける　 ３--渓谷 ４--神社　 ５--Aki　　　2004年の僕の夏、とても輝いてい た夏の記憶。 夏の前になるともの凄く待ち遠しくなり、 夏の終わりになるともの凄く寂しくなる。 夏は毎年やってくるのに寂しくなるのは、 そこでさよならすればもう二度とその夏とは 逢えないからでしょう。その夏は朝日のよう に幕を開けました。 快晴で空が真っ青な日に走り回れば、 それはまるで空を駆けているようでした。 親友達と山奥の渓谷に行き泳いだりした日、 それは僕の人生の中で最も幸せな誕生日でし た。 澄んだ川の水に太陽の光が当たりとても輝い ていました。 ヒグラシのなく神社、夕焼けが木々の間から さしている様は 神秘的で心に深く響いてきます。 そして、夏は夕日のように幕を閉じました。